ほどなくバスがやってきた。
私は、これから高知に行って、明々後日の早朝また三宮に戻る予定でいる。
それからその日のうちに東京へ着くためには三宮発12時を限界とすれば、
6時間も三宮で時間がとれる。
ここまで来たのだから、必ずその日にもう一度来よう。
数時間前、三宮に到着したときのような迷いはもうなかった。
バスの窓を食い入るように見て目印を焼き付けた。
三宮駅までの道のりは簡単で、歩いても30分、ひたすらまっすぐ。
バスターミナル側のローソンが目印。
地下鉄の出口を出てから地図を正確に見れなくなってしまったけれど、
たどり着いた場所は三宮からまっすぐ歩いてくればよいだけの場所だった、、。
なんだか気抜けしてしまいそうだった。
駅へ到着すると、高知行きのバスの出発には十分過ぎる程の時間があった。
あ、、、でも、なにか食べなきゃ、、
この時間の出発では、乗車してすぐ消灯になるだろうから、、
地下のレストラン街を歩いてみたがほとんどが営業を終了しており、
外に出るとスタバがあり入ってみたがやはり終了で持ち帰りのみとのことだった。
仕方がないのでダイエーに入ってみると食品階がまだやっていた。
ミニ冷やしうどんとすし弁当、それから、缶ビール1本とお茶を買いこみ
バスターミナルに戻り空いている席を見つけ食べはじめた。
東京の家族からメールが入る。
「もう、三宮?」
「バスターミナルでダイエーで買ったかけうどん食べてるところ」
「そっちのうどん美味しい?」
「なんか、、閉店前の残り物のせいか固まってて酷くまずい(ノд・。) 」
「なんだ〜折角出かけたんだから美味しいもの食べなよお( ´△`)」
「高知に着いたら食べるわ」
「おねむの時間なのでもう寝ます。おやすみ」
「おやすみ( ~−ω−~)zzz〜」
昼間の飛行機で高知いりしている家族からは3枚の画像付メール
そのうちの一枚は、
カツオノタタキやからあげ、ボリュームたっぷりの旅館の夕食の画像
無事に着いて楽しくやっているようです。よかった。
さ、私もビールでも飲もう。と思ったけれど、、。
なんだかビールを開けるのは気が引ける雰囲気。
外に行って飲むことに、、
外に出ては見たものの立ち飲みするのもなんだか気が引けてしまい
ビールを買ってしまったことを悔やんでしまった(泣)
ターミナルに戻り腰をかけ時計をみると、
やっぱりあの横断歩道を渡って少し歩いてみればよかったかな、
と、全く強情際が悪い。
もし、バスがなくなれば大幅に時間は狂って来るし、
地下鉄まであの暗い道を歩いて戻ることを想像すると
戻ってきてよかったんだとようやく納得することができた。
側に母親に連れられた3歳と7歳ぐらいの姉妹の会話が耳に入る。
3歳ぐらいの女の子の流暢な関西弁に感心してしまう。
う〜ん3歳か、、私が大阪を離れて九州に移ったのは9歳、、
こんなべたべたな関西弁が話せていたのだろうか、、、
そういえば、、
自分のことを「うち」という私に、いちいち
「わたし!」と言い直しを求める気の強い幼馴染がいたことを思い出した。
その子は、きっとテレビで使われている表現と自分たちのつかっている表現が違うことに気が着いて
気になってしょうがなかったんだと思う。
ということは、、やはり、、
今ここにいるこの幼子のように関西弁で話していたんだなあ。
なんだか不思議な気分だ。
やっとバスがやってきた。
周りに男の人が多くなんだか狭苦しい。
背もたれもいっぱいに倒されていて窮屈に感じる。
ま、6時間の辛抱だ。
バスが出発すると閉められていたカーテンに首を突っ込み外をみてみる。
わ、、、すごい。後方を見るために首がおれそうだったけれど、
さすが、日本三大夜景、、
東京の夜景との違いは、暗さと灯かりのメリハリなんだと、
思い知らされるような夜景だった。
後方の夜景が見えなくなってすぐに今度は、いさり火がみえ、
なんだかこの漁火もやたらと綺麗に見える、、。
真っ暗闇の水面と思われる下方から灯かりだけが目に飛び込んでくる。
かなり至近距離なのだと錯覚してしまう。
船の姿を確認することはできない。
灯かりだけが海に輝いているように見えた。
それが見えなくなるとすぐに、、もう、淡路島に入った様子なのに、
きらびやかな灯かりが高台のほうに見えてきた。
淡路島って、、、こんなに近い?、それに、あの灯かりからすると、、
私がもっている島のイメージとは随分違うようだった。
さ、そろそろ明日に備えて寝ておかなければ、
目が覚めれば高知駅到着だ。
明日は今日の倍ハードなのだ。
まず、高知駅に着いたらすぐに、レンタル自転車と、、風呂、、
やめよう、、、こんなこと考え始めたら眠れなくなるよ。
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偽装松茸ご飯、本物とは明らかに違いましたが、超うまかったです。(ひざからしめじが生えてくるほど・・・) [削除]